「レンタルサーバーって何に使うもの?」
「レンタルサーバーって何ができるんだろう?」
「レンタルサーバーの用途を知りたい」
こんなことでお困りではありませんか?
例えば
「ブログを作りたい。でもアメブロとか、はてなブログじゃなくて、自分で用意したい」
と思ったらブログを動かすためのサーバーが必要です。
そこで登場するのが「レンタルサーバー」です。
この場合、「ブログ運営」という用途でレンタルサーバーを利用していることになりますよね。
こんな感じで、Web上で何かコンテンツやサービスを公開しようと思った時に使うのが「レンタルサーバー」です。
レンタルサーバーはブログ以外にもいろいろな用途で使えます。
今回はそんなレンタルサーバーの用途について解説します。
目次
レンタルサーバーの用途は?どんなことに使えるの?
レンタルサーバーの用途は幅広いです。
代表的なものでいうと、こんなところです。
- ホームページ運営(HTMLサイト など)
- ブログ運営(WordPress など)
- ネットショップ運営(EC-CUBE など)
- ウェブサービス運営(会員制サイト など)
- メール配信
- データ保存
1と2をまとめて「Webサイト運営」ということもできますね。
すごくざっくりいうと、インターネット上で見れるコンテンツはすべてサーバーを通して配信されているとも言えます。
ポイント:サーバーにもいろいろ種類がある
ちなみにここで言う「サーバー」とは、必ずしも「レンタルサーバー」ではありません。
サーバーの中にも
- レンタルサーバー
- 専用サーバー
- クラウドサーバー
- VPS(バーチャル・プライベート・サーバー)
などいくつか種類があります。
それぞれの違いは、
- プロが設定から管理まですべてやってくれるサーバーを、区分けして個別に貸してくれるのが「レンタルサーバー」
- 自分で設定から管理まで全部やるのが、それ以外
という認識で大丈夫です。
なので、一般の人が
「ブログを作りたい」
「お店のホームページを作りたい」
と思ったときは基本的には「レンタルサーバー」を使えばOKです。
逆に、
「Facebook級のウェブサービスを作りたい」
となった場合は、レンタルサーバーではスペックが足りませんので「自前のサーバー」を用意する必要があります。
メモ:サーバーとは何か?
「サーバー」というと何か特別なものを想像してしまいますが、基本的には普段私達が使っているパソコンと同じようなものです。
(事実、パソコンをサーバーとして使うこともできます。)
そのパソコンの中に、
- 文章や画像などのデータをいれたり
- プログラムを入れたり
して、ネットワーク上で動作するのがサーバーです。
アクセスしてきたユーザーに対して、データを提供(サーブ)するので「サーバー」と呼ばれているわけです。
それぞれの用途についてもう少し詳しく説明していきますね。
(1)ホームページ運営(HTMLサイト など)
ここで言うホームページというのは、「お店や会社のWebサイト」のことです。
HTMLを使って作られることが多く、更新をあまり必要としない静的なページで構成されることが多いです。
ホームページを公開するときに、データを置いておく場所が「レンタルサーバー」になります。
(2)ブログ運営(WordPress など)
ブログとは、WordPressのような「CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)」を使って作られたWebサイトです。
(1)のホームページとの大きな違いは、動的なところです。
「ブログ」の語源は「ウェブ + ログ」(=ウェブ上の記録・日記)であることからも分かるように、「記事」を更新してどんどん新しいページを作り出していくことができます。
ホームページが1つの完成した静的なWebサイトであるのに対して、ブログの場合はコンテンツがどんどん増殖していくイメージです。
アメブロでブログを作る場合には、アメブロのサーバーを使いますが、自分でブログを作ろうと思ったらWordPressをインストールしたりデータを置いておくためのサーバーが必要になります。
その際に利用するのがレンタルサーバーです。
WordPressを使ったブログを作る際におすすめのレンタルサーバーについては、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
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(3)ネットショップ運営(EC-CUBE など)
レンタルサーバーを使えばネットショップを運営することもできます。
ブログではWordPressを使うことが一般的なように、ネットショップを作るときにはEC-CUBEというCMSを使います。
商品を
- 陳列する
- 買う
- 決済する
というような機能をあらかじめ備えているCMSなので、1からコードを書いてシステムを作る必要がありません。
個人商店レベルのネットショップ運営であれば、レンタルサーバーぐらいのスペックで十分です。
(4)ウェブサービス運営(会員制サイト など)
ウェブサービスとは、ウェブ上でコンテンツや価値を提供してくれるものです。
分かりやすい例でいうと、YouTube、Twitter、Facebookなどです。
(3)のネットショップも広い意味ではこのウェブサービスに含まれますね。
あまり大きくない個人レベルで提供する
- 明日の天気を教えてくれるサービス
- 名前を入れると明日の運勢を占ってくれるサービス
などのようなものであればレンタルサーバーで十分です。
(5)メール配信
レンタルサーバーはメール配信用のサーバーとしても利用することができます。
利用用途としては、ブログのお問い合わせフォームに来た連絡への返信用などとしてです。
ビジネス用に一日に数十、数百通も使う場合であれば、専用のサーバーを使ったり、Googleの「G Suite」などを使うほうが安心ではあります。
具体的に、エックスサーバーを使ってメールを利用する方法については、こちらを参考にしてみて下さい。
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(6)データ保存
レンタルサーバーをデータの保管場所として利用することも可能です。
幾重にもバックアップ体制が整っているレンタルサーバーであれば、自宅のハードディスクに保存しておくよりも安全だったりします。
(ちなみに私は、自宅のハードディスクが壊れてデータを失ってしまった苦い経験があります…)
個人的には、自動バックアップ機能がついていて安定性も非常に高いエックスサーバーであれば、安心してデータ保存用のレンタルサーバーとして利用できると思います(^^)
また、ドロップボックスのようなオンラインストレージとしてレンタルサーバーを利用できる方法もあります。
それについてはこちらで解説していますので、参考にしてみてくださいね。
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レンタルサーバーの用途についてまとめ
今回はレンタルサーバーの用途についてお伝えしました。
最後に内容のまとめです。
- レンタルサーバーの代表的な用途はこちらです。
(1)ホームページ運営(HTMLサイト など)
(2)ブログ運営(WordPress など)
(3)ネットショップ運営(EC-CUBE など)
(4)ウェブサービス運営(会員制サイト など)
(5)メール配信
(6)データ保存 - レンタルサーバーとは、「ネットワーク上で動作するパソコン」のようなものです。
設定や管理はプロがすべてやってくれて、私たちはそれを貸してもらいます。 - レンタルサーバーに置くデータや、インストールするシステムによってさまざまな用途に使い分けることができます。
ちなみにこのサイトは(2)のブログ運営に分類されますね。
個別の記事が更新されていくスタイルです。
このサイトで利用しているレンタルサーバーは「エックスサーバー」です。
とても動作が速くて安定しているので、信頼できるレンタルサーバーですよ(^^)
自信をもっておすすめできるレンタルサーバーですので、もしレンタルサーバー選びに迷っている方は、ぜひ検討してみてくださいね!
エックスサーバーをおすすめする理由や、評判や口コミについてさらに詳しくはこちらも参考にしてみてください。
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