国内レンタルサーバーのシェアが高いのはどのサービスでしょうか?
たくさんのユーザーが使っているサービスなら、それだけ信用されているということなので、選ぶ時の参考になりますよね(^^)
初心者の方であれば特に、シェアが多いレンタルサーバーを使っておけば間違いないです。
今回は、実際のデータを元にして、国内のレンタルサーバーのシェアについてお伝えします。
その中でも私が特におすすめするレンタルサーバーについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
レンタルサーバーのシェア・トップ3!
国内レンタルサーバーのシェア率トップ3はこちらです。
(※HostAdvice、2019年12月8日時点掲載のデータより引用|https://ja.hostadvice.com/marketshare/jp/)
順位 | サービス名 | シェア |
1位 | エックスサーバー | 14.18% |
2位 | ロリポップ | 13.71% |
3位 | さくらインターネット(さくらのレンタルサーバー) | 12.79% |
データをみると、4位以降を大きく引き離して、この3者が上位シェアを取っているのがよく分かりますね。
この3つは昔からよく利用されているレンタルサーバーですので、知名度や実績はどれも抜群です。
そしてその中でもシェア1位なのが「エックスサーバー」です。
(エックスサーバー公式サイトより引用)
メモ
以前にこの3社のうちの1社の中の人の話を聞いたことがあるのですが、その時は「だいたいこの3社で、国内のWordPressサイトの約8割ぐらいをカバーしていると思います」というお話をされていました。
WordPressの運用実績だけに関して言えば、それぐらいこの3社の寡占状態にあるということですね!
もしこの3つの中で、おすすめのレンタルサーバーを1つ挙げろと言われたら、私は「エックスサーバー」推し1択です。
実際にこのサイトでも使用しています。
なぜそう言えるのかは、この3つの理由からです。
1)自動バックアップ機能が無料!
エックスサーバーには「自動バックアップ機能」がついています。
これは大切なデータをサーバー側で自動でバックアップしてくれる機能です。
「ロリポップ!」だとこれはオプションのサービスなので、有料となってしまいます。
ですが、エックスサーバーであれば無料なんです!
初めての時は、いろいろ設定をいじったり変えたりすることがよくあります。
そんな時にミスをすると「画面が真っ白…」というようなこともあるので、この機能がついてるととっても安心なんですよ(^^)
初心者なら「万が一の保険」の意味も込めて、つけておきたい機能ですね!
2)表示がサクサクだからストレスフリー!
エックスサーバーは表示速度が速いことで有名です。
細かい説明は省きますが、SSDやnginxを採用したり、高速化対応をしっかりしているのがその理由です。
Webサイトを運営するときにこの表示速度というのは、最重要と言っていいほど大切な指標になります。
ページを表示するのが2秒遅くなるだけで、ユーザー離脱率は50%も増加してしまうというデータもあるほどです…汗
表示速度が遅いサイトは、実際イライラしてしまいますよね^^;
エックスサーバーならその点においては、文句ない性能なので安心です!
逆に「(ロリポップだと)サーバーの速度が遅い…」ということで、エックスサーバーに乗り換えたという話をよく聞きます。
それぐらいエックスサーバーは速度において信頼されているんですよ(^^)
ロリポップからエックスサーバーヘ移転完了。驚くほどスピードが速い。特にワードプレスサイト。#ロリポップ #エックスサーバー #サーバー移転
— 何でも屋デザイナー 石川マサキ (@enthusiasm0904) 2017年6月26日
3)安定した動作環境だから安心!
エックスサーバーはサーバー稼働率99.99%以上という超安定した環境を保っています。
サーバーはWebサイトの根幹ともいえる重要な部分なので、安定性に定評があるサービスはとても頼もしいです。
また、過去に大きな事故がないというのも非常にポイントが高いです。
「ロリポップ!」は以前に「大規模ハッキング事故」が起きたことがあるので、セキュリティ面などでちょっと気になるところです。
以上のような理由で、私は「エックスサーバー」をおすすめしています。
本気で長期的なサイト運営を目指すなら、品質のエックスサーバーがいいと思いますよ(^^)
有名サイト・ブログの運営者の多くが使っているのも、エックスサーバー
以前に、有名サイトやブログがどのサーバーを使っているのかを独自に調べたことがあります。
詳細は下記の記事を参考にして頂ければと思いますが、その調査でも利用者が多かったのがエックスサーバーでした。
(エックスサーバー関連サービスをすべて含めると、圧倒的多さでした)
-
どのレンタルサーバーを使用中か検索する方法!有名ブログ34個も調査
「このブログみたいなサイトを作りたいな…。レンタルサーバーはどこを使ってるのかな?」 こんなことを思うときありませんか? いつも見ているサイト 画像をたくさん使っているサイト などなど、「自分が作りた ...
実績のある人たちにも支持されているということは、その信用度は折り紙付きですね!
爆速化!さくらのレンタルサーバーからエックスサーバーへ移行した際の速度比較(実録)
先日、友人が「さくらのレンタルサーバー(シェア3位)」から「エックスサーバー(シェア1位)」にサーバー移行するというので、せっかくなので、移行前・移行後でページの表示速度計測をしてもらいました。
速度計測に利用したのはGoogleの「PageSpeed Insights」という「ページの表示速度をスコア化してくれるサイト」です。
- PageSpeed Insights
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=JA
その結果はこちらです。
- 【移行前】さくらのレンタルサーバー
スコア:8
First Contentful Paint (FCP):5.7s
- 【移行後】エックスサーバー
スコア:71
First Contentful Paint (FCP):2.2s
結果は、画像のとおり
- さくらのレンタルサーバーのときは、スコアが8
- エックスサーバーに移行後は、スコアが71
→さくらのレンタルサーバーからエックスサーバーに変えたら、速度が爆上がり!
となりました。
「エックスサーバーは速い」とよく言わますが、実際に私もこの結果をみて「こんなに違うのか!」と驚きました。
そしてこの測定の中で、注目したいのが「First Contentful Paint(FCP)」という指標です。
メモ FCP(First Contentful Paint)とは?
FCPとは、ごく簡単にいうと「Webページに何かしらのコンテンツが表示されるまでの時間」のことです。
Webページが表示されるときの大まかな流れはこうです。
- ブラウザからサーバーに「このページの情報を下さい」という司令が行く
- サーバーからブラウザに「このページの情報はこれです」という応答がくる
- ブラウザがサーバーからもらった情報を画面に表示する
このフローの「1から、3が始まった瞬間までの時間」がFCPの値です。
ですので、通信速度が一定と仮定すると、「FCPのスコアを上げる(=表示を速くする)」というのは「サーバーの処理速度を上げる」とほぼ同じ意味になります。
(分かりやすくするためにかなりざっくりとした説明ですが、大枠はこの理解で大丈夫です)
簡単な例えでいうと、「お店で料理が出てくるまで」で考えるとわかりやすいと思います。
- ホールのスタッフが厨房に「ハンバーグのオーダー入りました」と連絡をする
- 厨房から「ハンバーグできました」と応答が返ってくる
- ホールのスタッフがお客さんに「ハンバーグお待たせしました」と料理を提供する
このときに、注文を伝達するスピードが一定と仮定すると、ハンバーグができあがってサーブ(提供)されるまでの時間は、厨房のコックさんの料理スピード次第ということができますよね。
サーバーの場合もこの状況と全く一緒です。
上記を踏まえた上で、FCPの値をもう一度見てみます。
- さくらのレンタルサーバーのFCP:5.7s
- エックスサーバーのFCP:2.2s
(sはsecond(秒))
ということは、やはり明らかにエックスサーバーの方が処理スピードが速いということが分かりますよね。
この結果を見ると、エックスサーバーの高速性能がいかに優秀であるかということがよく分かると思います。
ちなみにその友人も、サーバーを移行したことで表示が速くなり、大満足していました(^^)
シェアが高いレンタルサーバーを使うメリット3つ
シェアが高いレンタルサーバーを使うメリットはこちらです。
- 利用者が多いから、情報が手に入りやすい
- 運営基盤がしっかりしているからサービスの質が良い
- 継続性が高い
1)利用者が多いから、情報が手に入りやすい
利用者が多いということは、情報収集をするときにとても有利です。
なにかトラブルなどが起きたときでも、ネット上でその症状を検索すると、先人たちが解決していることが多いからです。
特に最初のころは分からないことが多いので、しょっちゅういろいろなことを調べる必要がでてきます。
そんな時にすぐにドンピシャな情報に出会える確率が高いというのは、とても安心ですよ!
2)運営基盤がしっかりしているからサービスの質が良い
利用者が多いと、財務状況などの運営基盤がしっかりしているので、その分人や機材へお金をかけられます。
よってサービスの品質が担保されます。
先ほども言いましたが、レンタルサーバーはWebサイトの根幹となる部分ですので、しっかり安定運用されているところを選ぶのが大切です。
シェアが高いところは、そういった面でもメリットがあると言えます!
また、上記の3社に限って言うと、古くから運営している老舗サービスなので、運営ノウハウが多く蓄積されています。
「こういう負荷が高まった場合は、ここをチューニングする」などの、細かな調整やトライ&エラーを繰り返してきた実績があるというのは、ユーザーにとっては頼もしいですよね(^^)
メモ
上記の3社では、WordPressのバージョンアップに関しても、WordPress社と協力してテストや検証をしているそうです。
それぐらいしっかりとした対応がされていて、関係性が強固というのも安心材料になりますね!
3)継続性が高い
これは2)とも重複しますが、運営基盤がしっかりしているというとこは、事業の継続性も高いです。
苦労して作ったWebサイトでも、そのレンタルサーバーのサービスが終了してしまっては公開することができませんよね…(汗)
また、移転をするにしても、一度作り上げたサイトを移し替えるのはなかなか骨の折れる作業です。
私も経験がありますが、実際にちゃんと移転が完了したかどうかの動作確認などは、結構大変な作業でした…^^;
ですので、サービスの継続性が高いということも大きな安心材料の一つになります!
レンタルサーバーのシェアまとめ
レンタルサーバーのシェアについてお伝えしました。
最後に今回の内容をまとめます。
- 国内レンタルサーバーシェアのトップ3はこちらです。
1位 エックスサーバー:14.18%
2位 ロリポップ:13.71%
3位 さくらインターネット(さくらのレンタルサーバー):12.79% - この3つの中でもおすすめは「エックスサーバー」です。
- 理由はこの3つです。
1)自動バックアップ機能が無料!
2)表示がサクサクだからストレスフリー!
3)安定した動作環境だから安心! - シェアが高いレンタルサーバーを使うメリットはこの3つです。
1)利用者が多いから、情報が手に入りやすい
2)運営基盤がしっかりしているからサービスの質が良い
3)継続性が高い
本気のWebサイト運営をしたいと考えているなら、シェアNo.1・高品質の「エックスサーバー」がおすすめです。
これを選んでおけばまず間違いないですよ(^^)
エックスサーバーをおすすめする理由や、評判や口コミについてさらに詳しくはこちらも参考にしてみてください。
-
【エックスサーバーの評判がいい理由・7つ】利用者の私が詳細を解説
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