「レンタルサーバーの再販をしたい」
そんな時に関係してくるのが、
- 再販の可否
- 利用規約
です。
再販前提でレンタルサーバーを使用する場合には、まずこのポイントをチェックする必要があります。
では、どのサービスなら再販OKなのでしょうか?
今回、主要レンタルサーバーの再販の可否について一覧表にまとめました。
これを確認すれば、再販OKのレンタルサーバーがすぐに分かります。
ただ、その中でも「おすすめのレンタルサーバー」はどれなのか、というのも気になるところですよね。
再販可能なレンタルサーバーはいくつかあるのですが、結論から言うと私のおすすめは「mixhost」です。
なぜそう言えるのか?
その理由も含めて解説をします。
他にも「クライアントのWebサイトを自分のレンタルサーバーで運営するのは再販になるのか?」など、「再販」についての微妙なラインについても調べてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
レンタルサーバーの再販の可否一覧
さっそく各レンタルサーバーの再販の可否について調べた結果を一覧表にします。
レンタルサーバー | 再販 |
エックスサーバー | △(条件付き) |
ロリポップ | ◯ |
さくらのレンタルサーバー | ◯ |
mixhost | ◯ |
お名前.com レンタルサーバー | △(条件付き) |
スターサーバー | ✕ |
バリューサーバー | ◯ |
クイッカ | △(条件付き) |
ヘテムル | ✕ |
カゴヤ・ジャパン | ◯ |
JETBOY | ◯ |
コアサーバー | ◯ |
ドメインキング | ✕ |
XREA | △(条件付き) |
こうしてみてみると、意外と再販可能なレンタルサーバーは多いですよね!
逆に多すぎて、どれを選べばいいんだろう?と迷ってしまうほどです…^^;
私はこの中でも「mixhost」が、ズバリおすすめです。
その理由は、再販が「条件なしにOK」ということももちろんありますが、それにプラスしてスペックが高いという点が大きいです。
mixhostはサイトを高速に表示するために必要な
- SSD
- HTTP/2
- LiteSpeed
という機能や技術を採用しています。
これは他の再販可のレンタルサーバーにはほとんど見当たらない機能です。
この点についてはこの記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね!
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「再販」の定義をしっかりおさえておこう!
「再販」とひとくちにいっても、「こういう場合は再販と呼べるのだろうか?」という微妙なラインのものもありますよね。
判断に迷うもので1番多いパターンがこのような場合ではないでしょうか?
- レンタルサーバーを借りて、そこにクライアントから請け負ったWebサイトを構築する
- そして「Webサイト運営・管理費」などの名目で、クライアントから月額費用を受け取る
これが「再販」とよべるかどうかは、確かに難しいところです。
ただ、エックスサーバーの公式サイトに書いてある内容が、この辺りついてとても分かりやすく書いてあったので、ちょっと見てみましょう。
顧客サイトを作成して自身のサーバーに置くのはOK!
再販について
当サービスでは、有償・無償を問わず、ご契約名義以外の第三者に、サーバーリソースの一部を貸与する行為を「再販」と定義し、原則として禁止しています。
(中略)
再販が可能な事例
- ウェブ制作代行業務において、顧客サイトをサーバー上に構築する
- 家族内や友人同士のサークル内などで、サイト作成やメールアドレス使用のためにサーバーを共同で利用する
再販が行えない事例
- 不特定多数へ向けて、ブログやSNS、カウンターCGIなどのレンタルサービスを提供する
エックスサーバー|再販について より引用
ここには「自分で借りたサーバーのスペースをそのまま他の人に貸すこと」については、転貸(=また貸し)ということで禁止とありますね。
しかし、その下の「再販が可能な事例」にあるように、「ウェブ制作代行業務において、顧客サイトをサーバー上に構築する」ということは可能です。
ですので、冒頭に例としてあげた「Webサイト制作の請負」についてはOKということですね!
ただ、その下にあるように「不特定多数に向けたサービス」は禁止です。
例えば、
「エックスサーバーで借りたサーバーでアメブロのようなサービスを開発して、誰でもアカウントを開設してブログを作れるようにする」
というような場合でしょうか。
この点にはご注意を…!
こういった細かい規約にあまり縛られたくないという場合は、やはり「再販OK」ということをうたっている「mixhost」を選択するのが、わずらわしさがなくていいと思います!
再販するときに気をつけること2つ!
1)利用規約の尊守
基本的には、再販先にも利用規約の内容の尊守が求められます。
- サーバーのリソースに負荷をかけること
- 公序良俗に反するようなサイト運営
はできませんので、気をつけてください。
再販をする際には、利用規約についてしっかりと告げて同意してもらう必要がありますね!
2)電気通信事業者の届出
場合によって「総務省へ電気通信事業の届出」が必要となる場合もあります。
弊社のサービス(ホスティングサービス)を再販いただく場合、再販パートナーさまは電気通信事業者となりますので、総務省に対して電気通信事業者の届出(電気通信事業法第16条)を行う必要があります。詳細につきましては、総務省のホームページをご確認ください。
電気通信事業者届出について|GMOクラウド パートナーより引用
この点について少々気になったので、総務省の該当ページも調べてみました。
Webサイト開設のためのホスティング(概要図3)
個人や企業等がWebサイトを開設・運営できるようにするため、サーバを設置して、個人や企業等にサーバの容量貸しを行うものをいう。個人や企業等のWebサイト開設・運営は他人の通信を媒介することにならず(事例2(1)参照)、そのためにサーバの容量貸しを行うホスティング自体についても他人の通信を媒介することにはならないことから、登録及び届出が不要な電気通信事業に該当する。
総務省 電気通信事業参入マニュアル より引用
こちらには「登録及び届出が不要な電気通信事業に該当する」とありました。
ですので、総務省の資料の方を読む限りでは届け出が必要ないようです。
しかし、再販元のレンタルサーバー会社の方で「電気通信事業者の届出をしてください」と通知をしている場合は、念のためレンタルサーバー会社に事前に確認した方がよさそうですね!
レンタルサーバーの再販についてまとめ
レンタルサーバーの再販についてのご紹介でした。
最後に今回の内容をまとめます。
- 再販可能なレンタルサーバーは意外と多いです。
その中でもおすすめなのは、スペックが高い「mixhost」です。 - 「サイト制作を請け負って、クライアントのWebサイトを自身が契約したレンタルサーバー上に構築する」のは、再販の規定には違反しないです。
ですが、念のため該当サービスに事前確認をしておいたほうが安心です。 - 再販先にも利用規約の内容の尊守が求められます。
サーバーに負荷をかけたり、公序良俗に反するサイトは運営できません。 - 場合によっては電気通信事業者の届け出が必要なことがあります。
各レンタルサーバーによってスタンスが違いますので、事前に確認をしておきましょう。
調べる前までは「再販に対しては規約が厳しいのでは?」と思っていましたが、意外とOKなところが多かったですね(^^)
その中でも私がおすすめできるレンタルサーバーは「mixhost」ですので、気になった方は公式サイトも参考にしてみてください!
mixhostの評判や口コミ、性能などについてさらに詳しくはこちらも参考にしてみてください。
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