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レンタルサーバー比較

レンタルサーバー14社の転送量を比較!転送量の目安や調べ方も解説

2018/2/15  

レンタルサーバーを選ぶときには何を重視しますか?

  • 表示速度
  • 料金
  • 容量

などなど、人によってさまざまだと思いますが、「転送量」を気にしているという人も多いはず。

ただこの転送量、具体的に

  • どれぐらいの転送量設定なら安心なのか?
  • 実際にどれぐらいの転送量がかかるのか?
  • PVでいうとどれぐらい?

というのがよく分からないですよね…。

実際にレンタルサーバーをすでに利用している人でも、的確に答えられる人はなかなかいないのではないかと思います。

ですので今回は、主要なレンタルサーバーサービスの転送量を比較した上で、

  • 転送量とはそもそもなに
  • 転送量の目安は?PVでいうとどれぐらい?
  • 転送量無制限ってやっぱりいいの?

ということもあわせて解説します!

レンタルサーバー選びの際にぜひ参考にしてくださいね(^^)

レンタルサーバー主要14社の転送量を比較!

さっそく今回比較したレンタルサーバー14社の転送量を一覧表で見てみましょう。

サービス名 プラン 転送量
エックスサーバー スタンダード 600 GB/日
プレミアム 800 GB/日
ビジネス 1,000 GB/日
ロリポップ! スタンダードプラン 100 GB/日
さくらのレンタルサーバー スタンダード 80 GB/日
mixhost スタンダード 18 TB/月
お名前.comレンタルサーバー SD-11プラン -
スターサーバー スタンダードプラン 300 GB/月
バリューサーバー スタンダード 300 GB/月
クイッカ スタンダード 31 GB/月
ヘテムル ベーシック 80 GB/日
カゴヤ・ジャパン S11 120 GB/日
JETBOY スタンダードSSD 無制限
コアサーバー CORE-A 無制限
ドメインキング Sプラン 無制限
XREA XREA Plus 64 GB/日

この表を見る時に気をつけたいのが、単位に「日」と「月」があることです。

  • 日ごとに転送量の目安を区切っているサービス
  • 月ごとに転送量の目安を区切っているサービス

があるということですね。

あと気になるのが、転送量が「無制限」と書かれているものだと思います。
これについてはこのあとの章で詳しく解説していますので、そちらをご確認ください。

転送量無制限でも、制約がないわけではない!

例えば私が使っているエックスサーバー(このサイトで利用しています)の転送量を見てみると、スタンダードのプランで「600GB/日」と書いてあります。
(プランをあげればさらに転送量も増えてきます)

『これだけあれば、転送量は安心ですよ!』
・・・と、もし言われたとしても、今の時点では正直これがいいのか悪いのか判断できないですよね^^;

ですが、結論からいうと「これだけの転送量があれば問題ないので安心です」と言えます。
なぜそう言えるのか、その理由は次の章でお話しますね!

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転送量の目安はページの容量を調べればわかる!

前の章で、エックスサーバーの転送量「150GB/日」であれば、問題なく安心ですと言いましたが、これにはちゃんと根拠があります。

注意

この記事の作成時は転送量が1日150GBでしたが、随時サーバーの機能が増強され、現在は150GB/日以上になっています。

2021年1月時点での転送量は、600GB/日です。

ちなみにこの「150GB/日」の転送量だと、いま見ているこのサイト(https://server-hikaku-guide.com)が1日何PVまで耐えられるかというと、「約33.3万PV」です。(1日で、です!)
これは月間に直すと「約1000万PV(!)」です。

「うーん、自分が予定しているサイトはすぐに月間1000万PVぐらいいきそうだから、やっぱこれだと厳しいな…」
と思った方・・・いますでしょうか?^^;
もしホントに最初からそういう見通しが立っているのであれば、もっと上位プランを検討した方がいいと思います。

が、たいていの場合であれば、これぐらいの転送量があれば、ほぼ問題ない範囲ですよね…!

ではなぜこの様なPVの目安がたてられたのか、それについてもう少し詳しく解説します。
それに関して、まずは「転送量とは?」というところからお話させていただきますね(^^)

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転送量とは?

転送量とは、「サーバーから送られてくる(ダウンロードする)データの量」のことです。
(正確には「サーバーに送る(アップロードする)データ量」も含みます)

例えば、私たちが「Yahoo!のサイトを見たいな」と思って、ブラウザにYahoo!のURLを入れます。
そうすると、Yahoo!のサーバーから情報が送られてきて、ページを表示することができますよね。
この時に仮にYahoo!のサイトのデータ容量が100KBだとすると、転送量も100KBです。

転送量とは、単純にこれだけのことなんです。
難しくないですよね(^^)

ということは、

  • 表示するページがどれぐらいのデータ容量なのか

が分かると、割り算をすれば

  • 何回までそのページを表示できるか

が分かりますよね!

(転送量の上限) ÷ (ページのデータ量) = (表示回数(PV)の上限)

これを計算することで、この章の冒頭でお話した「このサイトの1日の転送量の上限→33.3万PV」を計算した、というわけです。

この計算をするときに必要になるのが「ページのデータ量」ですが、それはどうやったら分かるのでしょうか?
それに関しては簡単に調べる方法があるので、気になる方は下記を参考にやってみてくださいね!

ページのデータ量を調べる方法!

ページのデータ量を調べる方法はたくさんあるのですが、簡単な「Pingdom Website Speed Test」というサイトを使う方法をお伝えします。

サンプルでは、このサイトのトップページを使いますが、

  • ご自身のページがあるかたは、ご自身のページ
  • まだない方は、自分が作りたいページと似ているページ

を入れて調べてみてくださいね!

Pingdom Website Speed Test
https://tools.pingdom.com/

やり方はとっても簡単3ステップです。

  1. まずページの上部の「URL」のところに調べたいURLをいれて、「START TEST」を押します。
    (「Test from」のところは今回は気にしなくて大丈夫です。適当な都市名を選んでおいて下さい)
  2. 数秒後、テスト結果が表示されるので、その中から「Content size by domain」という項目を見つけます。
    そこにサイトのデータ量が載っています。
  3. 今回は、自分が契約しているサーバーからの転送量だけが分かればいいので、私の場合であれば「DOMAIN」の「server-hikaku-guide.com」を見ればOKですね。

    それを見ると「SIZE」が「453.14KB」になっています。
    これがこのサイトのトップページを1回表示した時(1PV)の転送量です。

そしたら

  1. エックスサーバーの転送量「150GB/日」を
  2. この「453.14KB/PV」で割れば、
  3. 1日のMAXのPV数

が分かりますよね!
(単純化するためにページのデータ量は「450KB/PV」としています)

(150 GB/日)÷(450 KB/PV)≒ 33.3 万PV/日

(実際の計算 → 150,000,000,000 ÷ 450,000 = 333,333.3…)

というわけです。

この方法がわかれば、自分のサイトが大体どれぐらいのPVに耐えられるのかがわかりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)

「このサイトは(残念ながら)1日33.3万PVもないので、この転送量で安心」というわけです!
仮に1日33.3万PVもいくサイトであれば、もっとプランをあげるか、もしくは専用サーバーを使っていいと思いますので、その際はアップグレードしていると思います(笑)

エックスサーバーで転送量を確認する方法!

エックスサーバーなら、管理画面のアクセス解析から転送量を調べることが簡単にできます。

これを見れば毎日どれぐらいの転送量を消費しているのかが一目瞭然なので、安全にサイト運営をすることができますね!
こういった部分でもエックスサーバーは使いやすいです(^^)

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転送量無制限でも、制約がないわけではない!

ちなみに一覧表の中で、転送量が「無制限」となっているものがあったのに気づいた方も知ると思います。
となると、制限があるものよりも「無制限」のものの方がいいのでしょうか?

これに関しては、実際のところは

  • 無制限=リミットレス(∞)というよりは、
  • 制限設定をそこまで細かく決めていない

というニュアンスに近いです。

ですので、「無制限だから1日100TB使っても大丈夫か」というと、さすがにそれは難しいです。
度を超えた転送量がある場合は、何らかの対応を迫られる可能性が高いです。
そこはやはり共有サーバーなので、あまり使いすぎると他の利用者に迷惑がかかってしまうからです。

あくまで「常識的な範囲ならOK」という感じですね!

無制限でも制限がかかる例

Q. 転送量に制限はありますか?

シェアードプラン、マネージドプランではデータ転送量による課金はございません。
また、基本的には転送量の制限は設けておりませんが、転送量の増加によって高負荷が発生し弊社ネットワークやご利用されているサーバー全体に影響が発生している場合は弊社にて制限をかけさせていただく場合がございます。

レンタルサーバーCPI「よくある質問|転送量に制限はありますか?」より引用

無制限でも悪くはないと思いますが、個人的には「何バイトまで」と明記してあるレンタルサーバーの方が基準がはっきりしているので安心かなと思います。

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レンタルサーバーの転送量を超えたら対応が必要!

レンタルサーバーの転送量を超えたからといって、いきなり

  • ページが遮断されたり
  • 追加料金を請求されたり

ということはあまりありません。
(あまりにも急激なトラフィック増の場合、サイトが落ちるという場合はあります)

基本的には、

  • ページに接続しづらくなったり
  • まずは警告がくる

ということが多いです。

その際は、

  • ページを改善して転送量を下げるか
  • さらにスペックの高いレンタルサーバーやプランに変更する

という対応が必要になります。

  • 改善がみられなかったり、
  • レンタルサーバーからの警告を無視し続けたりした場合

は、アカウント停止などになることもあるので、気をつけてくださいね!

Q. 転送量課金はなしとありますが、転送量がどれだけ増えてもいいのですか?

A. データ転送量の課金はありませんが、ネットワークやサーバーに対して過大な負荷が掛かる場合には、制限を行う場合があります。
各プランの転送量の目安数値は下記の通りです。

各プランにおける転送量の目安
スタンダード プレミアム ビジネス
150GB/日 180GB/日 200GB/日

目安数値を恒常的に上回る際は、ご利用プランの変更をお願いする場合があります。
また、目安数値を大きく上回る転送量が発生する際には、速度制限などの制限を実施する場合があります。

エックスサーバー「サーバー仕様|よくある質問」より引用

レンタルサーバーの転送量で注意すること2つ!

転送量は運営サイトの合計値

転送量は、1契約(1つのレンタルサーバー)あたりの合計値になります。

どういうことかというと、1つのレンタルサーバーで5つのサイトを運営していたとすると、その5サイトの合計値が転送量になる、ということです。

ですので、1つのサイトの転送量がとても高くなって基準値を越してしまうと、そのレンタルサーバーで運営している他のサイトも影響を受けてしまうので、注意が必要です。

容量と転送量は違う

ときどき、サーバーの「容量」と「転送量」がごっちゃになっている記述をみたりするのですが、容量と転送量は別物です。

  • 「容量」は保管する場所の大きさ
  • 「転送量」はそこから出入りする量

です。

ダムで例えるなら、

  • 「容量」はダム自体の大きさ(貯水量
  • 「転送量」はそこから放出される水量

という感じですね。

レンタルサーバーの転送量のまとめ

レンタルサーバーの転送量についてお伝えしました。
最後に、今回の内容のまとめです。

  • 転送量を日ごとで区切っているレンタルサーバーと、月ごとに区切っているレンタルサーバーがあります。
  • エックスサーバー(スタンダード)であれば、転送量は「150GB/日」なのでよほどの巨大サイトでなければ、基本はこのプランでOKです。
  • 転送量とは、「サーバーから送られてくる(ダウンロードする)データの量」のことです。
    (正確には「サーバーに送る(アップロードする)データ量」も含みます)
  • 「転送量」と「ページのデータ量」がわかれば、「表示回数(PV)の上限」がわかります。
    (転送量の上限) ÷ (ページのデータ量) = (表示回数(PV)の上限)
  • 転送量無制限というのは「リミットレス(∞)」というよりは、「制限設定をそこまで細かく決めていない」というニュアンスに近いです。
    転送量無制限でも「常識的な範囲での利用」が求められるのが通常です。
  • 転送量が明記してあるレンタルサーバーの方が、基準がはっきりしているので安心かなと思います。
  • 転送量を超えたからといって、いきなりサイトが閉鎖されたり追加料金が発生することはありませんが、ページを改善したり、上位プランへの移行が必要になります。
  • 転送量は、1つのレンタルサーバーで運営しているサイトの合計値になるので注意が必要です。

サイトの転送量は気になる部分だと思いますが、よっぽど重い画像や動画を使わない限り、最近のレンタルサーバーの性能であれば制限にひっかかることはあまりありません。
エックスサーバーであれば、「150GB/日」ですので、これだけの転送量があれば十分だと思います!

ちなみに私も長年エックスサーバーを愛用していて、とてもいいレンタルサーバーだと自信をもっておすすめできます(^^)
エックスサーバーのさらに詳しい情報は、こちらを参考にしてみてくださいね!

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